健全な企業における固定残業制度の有用性について
最近お金の話がよく見えてしまうので、残しておきます。
固定残業制度は賛否両論あるし、ネガティブなイメージを持たれることが多いけど、
うちの会社は、ちゃんと運用していると思えるので、表に出しときます。
従業員目線の所感で所属の長がどう考えてるかは知らないし、関係もないのでその辺はご理解ください。
固定残業の世間のイメージ
というか今の会社に入る前の自分のイメージ
- 固定残業時間ギリギリまで働かなくてはいけない
- ボーナスを安く抑える
固定残業の自分のイメージ
というか今の会社に入った後のイメージ
- 固定残業時間をどう使うかは社員の裁量による
- 仕事を速く終わらせれば(会社内でだけど)余暇が増えて、好きなことができる
- 仕事を速く終わらせても生活に困らない
どういうことか、1つずつ補足していきます。
固定残業時間をどう使うかは社員の裁量による
残業規制をしたがる会社なら、策なしに「帰宅しろ」という号令を出してくるでしょうが、
残業代込だとこんなこと言ってくる人は居ません。
※月1で定時退社日があるので、そこだけは言われるけど・・・、個人的には要らなくない?って思ってる
固定残業時間をどう使うかは本人次第なので、私は能力に対して割と健全な感じになってるという認識を持ってます。
- 仕事をきっちり終えて残業しないでさっさと帰る人
- 仕事が終わらなくて残業している人
- 昼間の作業生産性が上がらずに残業する人
3つ目のは少々特殊ですが、基本的にやることやってればイイって感じに思ってもらえれば問題ないです。
仕事が速く終われば働かずして丸々残業代を手に入れられるので、
時間単位で見たときに、時間内で仕事をしている人が報われます。
仕事を速く終わらせれば(会社内でだけど)余暇が増えて、好きなことができる
タスク消化してればTwitterしてようが、勉強してようが割と何してても大丈夫です。
(寝てるのだけは心証がよくないけど)
速く終わらせるインセンティブとして業務時間で勉強できるのは、
子持ちエンジニアには大変有難いです。
多い日だと3時間くらい好きなものいぢくってます。
仕事を速く終わらせても生活に困らない
固定残業がない世界で、仕事を早く終わらせまくってたら困窮した過去を持つ身としては、
仕事を早く終わらせても困窮しないということは物凄く有難いことです。
私の給与への価値観は以下で、
- 速く終わらせる創意工夫をした人がバカを見る世界はしんどいし、この世界で人が定着するとかありえないだろ
ってことで、固定残業があるから、創意工夫を気兼ねなくできる世界があります。
こんな感じで固定残業時間にはかなり好意的な印象を持っています。
※詳しくは書かないけど、所属している会社の社員は皆好意的みたいです。
ちなみに私は今の会社に入ってから1年4カ月くらいですが、月の平均残業時間は10h以下です。
最高でも20h行ってないと思います。
※固定残業時間は45hだったけど、この前35hになった(収入減は一切なしなので、社員には実質プラス)
固定残業が好意的に受け入れられている理由
何もなくていい流れには確実になっていないので、うちの会社がどんな感じか書いておきます。
- タスクは就業時間内で終わるように予定を組む
これは能力差の有無に依らない
※勿論難しいタスクは優秀な人に優先的に割り振られる率は高い - 割り込みタスクが入った場合は、割り込まれたタスクは即リスケ
- 明らかに終わらない場合は、定時間で終わるように期間を調整する
自社サービスを開発しているからこういう柔軟な対応ができるという部分はあると思ってはいます。
おわりに
固定残業がネガティブイメージに繋がるって話は社内でも出たりするので、
いや、うちの会社はむしろ知ってもらったら超プラスだろ?って思って書いてみました。
ひと昔前は東海地方で名を馳せる程度には有名なブラック企業だったらしいけど、
私が入ったときにはそんなことはなかったですね。
ちなみに、ボーナスを安く抑える、については何とも言えないですね。
前職並みには貰ってるので、という意味で。
(基本給を安く抑える、みたいなのは、まぁ420h分の固定残業を受け取ってるので、トレードオフで一先ず納得できるレベル)
うちの会社
補足
時間超過したら超過分はちゃんと出ます。
当たり前のことだけど、一応書いておきます。