ドラゴンクエストXを支える技術を読んだ
ドラゴンクエストXを支える技術を読んだので感想をささっと書いときます。
内容
運営の航海日誌みたいな位置付け。
ドラクエ10の紹介から、採用したアーキテクチャとその理由、マタメンテと言われた時代の振り返りや、売切りゲームとの違いなどなど濃い内容になってました。
前半は非ITエンジニアにも読めるように、使用する言葉にもかなり気を使っているので好印象。
奥さんに読んでもらいたい・・・。
中盤は突然専門用語が多くなったので、非ITエンジニアには恐らく何言っているか判らないです。
専門用語は多いけど、深くは突っ込まないので中途半端な感じを受けました。
序盤の構成だったら、非ITエンジニア向けに振り切ってくれた方が嬉しかったです。
後半はサービス運営の仕方みたいな感じだったので、こういう風にやってるのね~っていうのは面白かったデスね。
私はドラクエ10発売日からのユーザーなので、トラブルとかも一通り経験しているので、昔を懐かしみながら読めました。
その他
本書に記載されているRMTについてですが、業者を利用したら垢BANするってヤツ、
私のフレンドは業者だって知らずに2~3回武器購入したときに、供連れでメインが垢BANされてやる気を失って引退した、ということがあったので、
その辺もうちょっと配慮して欲しいと思いました。
(おかげでチーム解散しました!という愚痴)
まとめ
6年もやり込んでるドラクエ10とはこうやって作られているっていうのが判る大変満足な1冊でした。
ドラクエ10やってない人は読むとやってみたくなるかも?
私はドラクエ10熱が少し上がりました。
ドラクエ10をやることがあったらアストルティアで会いましょう!
ドラゴンクエストXを支える技術 ── 大規模オンラインRPGの舞台裏 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
- 作者: 青山公士
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/11/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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