エンジニア10年振り返り
はじめに
社会人歴が10年となったので、
今まで何を大切に生きてきたかを書いてみます。
今の会社は4末で辞めるので、若い人たちの参考になれば。
軽く自己紹介
プライムベンダーのアプリケーションアーキテクトってことになっているそうです。
自称はプログラマーですが、
経歴を振り返ると、
プログラマー兼アーキ兼DBA、つまりなんでも屋です。
最近インフラ周りを見ることも増えました。
目標は全領域制覇なので、未経験分野は特にウェルカムです。
(でも、未経験分野をやる時は、内心不安でいっぱいで吐きそうにはなってます)
1〜5年目
客先常駐してた時で、
むちゃくちゃ働いて、むちゃくちゃ飲んでた時代。
仕事自体は、とある生活インフラの遠隔監視制御システムのリライトしながら、
たまに保全活動の支援したり、みたいな感じでした。
この時は、経験・未経験に依らず、振られた仕事は何でも受けてました。
仕事を受けすぎて怒られたこともあるくらいに・・・。
知らないからこそ、やってみよう!というポジティブさで生きてました。
あれこれ何でもやってたので、この時の経験は財産になっているのではないかと思います。
何でもやってみないと課題も見えてこないぞ、と。
あと、俗に云うデスマーチも経験したので、
プロジェクト運営のバッドノウハウとか、
炎上した時に出てきた責任者の動き方など、色々学ばさせてもらいました。
デスマーチは若い時に経験すると、得られるものが大きいので当たったらラッキーです。(給料も笑うくらいもらえる)
※心が病みそうな場合は、我慢しないで逃げましょう
6〜8年目
自社持ち帰り一括案件やら、他PJの火消し的な感じで、
開発プロジェクトの数をこなしまくってた時代。
基本的に社内常駐でノウハウも社内に全部残せるってことで、
客先常駐ってエンジニアとして良いこと何もないってことで嫌いに。
方式から内部仕様など、決定権があるのでやりたいようにできたのは、
プライムベンダーの旨味。
これを活かして、1案件で1つ新しい事をやるってのをずっとやってました。
1つなら無理なく(?)できるのでオススメです。
というか将来困りたくないなら、やりましょう!とオススメしたい。
流行りに乗る、勿論OKですが、それをやる事で何が嬉しいのかを考えてやるのが良いですね。
僕の場合は、自分のところに何でも来るので、
自分が楽できて工数が浮く、っていうのが判断材料でした。
言い方が悪いですが、バカでもできる方法を取り入れるわけです。
次の案件では、前にやった新しいことの恩恵で、工数が浮くので、
また新しいことができるっていう良いスパイラルが生まれるわけです。
役職周りには言わないでこういうことをやるので、
後でばれて怒られたこともありますが。
まぁちゃんと動かせているからっていうので、強くは言われないし、
こいつはこういうやつって感じで最終的には収まりましたね。
ただ、動かせるところまで行けなさそうだったら引く勇気も必要で、
こういうのは目標利益の下限を下回らないようにやることが重要なので、
そこだけはお気をつけを。
ちなみに、僕主導の案件は利益率30%くらい常にあったので、
周りからはボッてると思われることが多かったですが、こういう努力の賜物です。
9〜10年目
東京にさようならをして、名古屋に来た時代。(現在進行形)
そしてまた客先常駐に。。
純粋にプログラマーやってたと思います。
勿論、提案時とか相談は受けましたが、日々のプロジェクトに対して裁量が・・・ない。
そんなこんなで、いろいろな要因が相まって10年働いた会社を去ることに。
11年目(5月)からは名古屋で自社サービスやってる会社にお世話になるので、
そっちで頑張ります。
今いる会社の若者に伝えたいこと
スペシャリストになる必要はないけど、
技術系のものにアンテナ1本くらいは立てといた方が良いよ。
トップダウンとか、客先都合でいきなり新しいもの使うことになると、困るわけだから。
(実際、フリーズしているのが何人か・・・)
僕は去りますが応援はしているので、頑張ってください。